新型コロナウイルス感染症が心配される中、デパートを開催するのか?開催するのであれば、どのように開催するのか?課題の多い「出商デパート」でした。しかし、課題研究の「販売実習班」の生徒を中心に色々なアイディアを出し合い、企画・運営まで全校生徒を牽引してくれました。来場者を制限したため、仕入品、仕入数量も例年とは違いましたが、各店舗が仕入先様と話し合いを重ね、仕入商品・数量・販売価格の決定、店舗レイアウト、商品陳列、POP制作など、授業ではできない学びを経験することができました。デパートは、接客・販売することだけが仕事ではありません。販売をサポートする駐車場係、受付係、検温係、清掃係、会計係など、見えないところでデパートを支えているスタッフの活躍があってこそ、充実したデパートが開催できたと思います。生徒・教職員一丸となり「出商デパート」を成功させることができ、出雲商業高校の魅力がまたひとつ増えました。

新型コロナウイルス感染症が落ち着き、地域の皆様にも、生徒が活躍している姿を見ていただく日が来ることを祈っています。